住民票をコンビニでとるにはどうしたらよいか?

社会保険等の手続きの際にも、住民票が必要な場合というのはありますが、会社員だとなかなか平日に、役場に行って住民票を取るのは難しこともあると思います。そんなとき会社や自宅近くのコンビニで住民票が取れたらなと思われた方も多いのではないでしょうか。そこで、今回は、コンビニでの住民票の取り方について解説したいと思います。

  

そもそもコンビニで住民票が取れるのか?

そもそもコンビニで住民票は取れるのでしょうか?
答えは、取れる市町村もあれば、取れない市町村もあるです。すべての市町村が、コンビニでの住民票取得に対応しているわけではありません。
現時点(令和元年7月)でコンビニで住民票を取得できる市区町村数は、628市区町村です。全国の市区町村数は、東京23区を含めて1747ですので、約35%程ということになります。ただ、今後は、どんどん対応する市町村は増えていくものと思われます。
東京23区は当然、すべて住民票のコンビニ取得に対応しています。全国に20ある政令指定都市もすべて対応しているかと思いきや、なんと、名古屋市はまだ対応していません。ちなみに私の事務所は名古屋にあるので、是非とも早く対応してほしいものです。
以上のように、まだまだすべての市町村で対応しているわけではないので、まずは、自分が住んでいる市町村役場のホームページ等で対応しているかどうかを確認してください。

住民票のコンビニ取得で必要なもの

コンビニで住民票を取得する際に、必要となるのでは
「マイナンバーカード」
です。一部の市町村では、住民基本台帳カードでも対応していますが、対応市町村は少ないです。マイナンバーカードは今後、健康保険証の代わりになるともいわれているので、どうせならマイナンバーカードを取得しましょう。
紙の個人番号通知カードではもちろんダメですので注意してください。
マイナンバーカードを事前に取得しておく必要があります(ちなみに、マイナンバーカードはスマホからも申請できるので簡単ですよ)。

発行にかかる手数料は、役場の窓口取得の場合とほとんど変わりませんが、コンビニ取得のほうが少し安くなっている市町村もあります。一般的に窓口では200円から300円だと思いますが、コンビニの場合は150円から300円程度となります(実際の金額は、各市区町村によって異なります。)

住民票が発行できるコンビニ

店舗が全国にあるコンビニ
・ローソン
・セブンイレブン
・ファミリーマート
・ミニストップ
は、ほぼ全店舗で可能です。
その他、一部の地方コンビニ、ドラッグストアーでも対応しているところはありますが、数は少ないです。近くの大手コンビニに行ったほうが無難です。

以下で、セブンイレブンでの取得方法を掲載します。

①セブンイレブン店舗内にあるマルチコピー機のところにいきます。

②タッチパネルのマルチコピーメニューから「行政サービス」選択します。

③マイナンバーカードをマルチコピー機に付いているリーダーライターに差し込みます。

④必要な書類、サービス選択画面になりますので「住民票の写し」を選択します。

⑤発行内容確認画面になりますので、間違いがなければ「確定する」を押します。

⑥お金を入れて、「プリントスタート」を押します。

⑦住民票の写しが出てきます(住民票の写しとは、一般的に言われる「住民票」のことです)。

セブンイレブン以外のコンビニでも、基本的にどこでもマルチコピー機を使用しますので、同じような手続きになります。

マルチコピー機

コンビニでの住民票発行を利用できる時間帯

コンビニは、通常24時間営業なので、住民票の発行も24時間OKかと思いきやそうではありません。
コンビニでの住民票発行を利用できる時間帯は、午前6時から午後11時になります。土曜日でも日曜日でも祝日でも可能です。
たしかに24時間対応ではありませんが、この時間帯であれば、仕事帰りや仕事に行く前、あるいは休日でも取得できそうですので、問題ないかと思います。

まとめ

コンビニでの住民票取得は、そんなに難しい手続きではありませんが、やはりネックになるのは、「マイナンバーカード」が必要になる点ですね。
まだまだ、お持ちでない方も多いとは思いますが、今後、マイナンバーカードは様々な行政サービス等で利用が予定されますので、今のうちに取得しておいても良いのかなと思います。

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