退職してから会社からもらう離職票とは?
退職してから会社からもらう離職票とは?
離職後、会社から受け取る離職票には2種類あります。それぞれ加入期間の情報が記載されています。
これらの情報をもとに、失業給付の日額や、給付期間、支給要件が決定されますので会社から受け取ったら内容をよく確認するとよいでしょう。
① 離職票-1 (雇用保険被保険者離職票-1) A4の用紙
被保険者番号、資格取得日、事業所番号等が記載されています。
認定を受ける際には、氏名、住所、振込先金融機関を記入します。
② 離職票-2 (雇用保険被保険者離職票-2) B4の用紙
離職理由、離職日から12ヶ月間の賃金支払対象日数、賃金額が記載されています。これを基に基本手当の金額を決定します。
離職票-1 (雇用保険被保険者離職票-1)
離職票-Ⅰは、離職後事業主が手続きを行なうとハローワークより発行されます。氏名、雇用保険被保険者番号、資格取得日、離職日など離職者の基本情報が記載されています。
離職票-2 (雇用保険被保険者離職票-2)
離職票-Ⅱは、退職前の賃金月額と離職理由が記載されます。
離職の日以前の賃金支払状況等(左側)
退職前の賃金を記載されます。基本手当の日額を決定する際には、この項目の金額を基に算出します。
会社から実際に手取りで受け取った額(税金・社会保険・その他控除金額を引いた額)ではなく、控除前の総支給額が記載されていますので、給与明細を参照して残業代や交通費などが抜けていないか確認するとよいでしょう。
離職理由(右側)
会社を離職する理由が記載されます。離職理由によっては、所定給付日数および基本手当の受給要件が異なりますので(→特定受給資格者・特定理由離職者とは?)事業主と相違がないか確認しましょう。
もし、「事業主記入欄」に○がついている離職理由に納得がいかない場合は、「離職者記入欄」に、自らが主張する理由へ○をつけ、具体的事情記載欄(離職者用)に具体的な事情を記載します。
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